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2000-05-08
|
3KB
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87 lines
C D 評
「レイクライシス ZUNTATA」
ZTTL-0034 ZUNTATA RECORDS 99/01/21発売 ¥2,550(税込)
近年のタイトーを代表するシューティングゲーム「レイフォース」「レイスト
ーム」と続くレイシリーズの完結編「レイクライシス」のサウンドトラック。前
作、前々作とも「ロックオンレーザー」なる新攻撃を軸とした展開と演出でかな
りの評価を得ていたと思うが、難しすぎた感がある。特に2作目の「レイストー
ム」は斜め後ろ視点のポリゴン表示となったのだが、立体表示ゆえの見にくさか
らやられることも多く、後半ステージの激烈な攻撃はとても常人には避け切れな
いものだった(第1作目もそうだった気がする)。それで、今回の「レイクライ
シス」はどうかといえば・・・残念ながらゲームセンターへの出回りがイマイチ
で、私は1度しかプレイできなかった。最初のステージだけでははっきりとした
評価はできないが、レイシリーズの完結編!と期待したワリには・・・いい仕事
をしているのはわかるが、さらに凝った表現がよけいわかりにくくなった気がす
る。プレステ版も発売されたので、そちらで確認をせねば。
さて、肝心の音楽の方である。作曲者はタイトーサウンドチーム「ZUNTA
TA」のTAMAYOさんで、「レイフォース」が非常にノリのよい綺麗な曲が
多かったのに対し、続編「レイストーム」ではさらに音色をやさしくして広がり
を感じさせて、本作「レイクライシス」では・・・フランス悲哀=仏悲という言
葉がピッタリくるほど重くなってしまった。無機質なビートでけっこう酔える曲
があり、後ろの方には賛美歌もあって神々しさも感じられ、本当にホッとするエ
ンディング(だろうと思う)もある。しかし、一部で精神入りこみすぎと批判さ
れている同社のOGR氏の影響からか、曲の名前も暗めで、ゲームミュージック
としては無類なき完成度になっているものの、聴いていて爽快な気分にはなれな
い。そのため、ナイトドライブには必須だろうが、漠然とした不安感が頭をもた
げてくる。しかしCDに載っているストーリーには沿った展開をしているから間
違いじゃないワケで・・・結局、哲学的なテーマとか、考えこんで作ったりする
とこうなってしまうんじゃないだろうか?と思えてしまう。
だったらテメエやってみろコラァ!と言われれば、すいません私が間違えてま
した、と答えざるを得ないし、私自身はこういった暗い雰囲気のものは大好きで、
このCDだって気に入ってはいる。だけど、何かこう、「こんなに暗いままでい
いのかな」という不安感が・・・ほうら、CD聴きながら打ってたら、不安にな
ってきたよ。くそう、このままでは!作曲者のTAMAYOさんは高校時代ベー
グルをよく食べてたそうだから?私も!ベーグルをアッシマーと呼んで食べてや
るう。
P.S.作曲するのは、音楽の知識がある人。
でも、聴く人すべてがそうじゃない。
評価して良いものか、悪いものか?
わたくしとしましては、度: 6
録音音質: やけに音量が大きいのだが?
おすすめ度: ファンは大丈夫。でも初めて聞く人は・・・暗くなるよ。
愛知県 ズオウ・リアキ
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(EOF)